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バガヴァット・ギーター

劣等感や無価値観という感情はどこからやってくる?

劣等感や無価値観という感情はどこからやってくる? 私たちはなぜ、他者と自分自身を比較して落ち込んだり劣等感、あるいは優越感を感じるのでしょうか? 肉体を持ってこの物質世界を生きていくためには、自分自身の肉体を維持しコントロールしていく必要があります。 この肉体の維持というのは、食事によって栄養素を体内に取り入れ、安全で快適な場所で眠ることが大前提として含まれます。そして当然ですが食材を手に入れたり […]

神話における神様とは/ クリシュナ神に学ぶカルマ・ヨーガ

神話における神様とは/ クリシュナ神に学ぶカルマ・ヨーガ バガヴァッド・ギーターを最初に読んだのはヨーガの練習を始めて間もない頃で、物事の捉え方や価値観が今とは大きく異なっていたため、このストーリーで語られる深い叡智よりも、登場人物の相関関係など表面的なことに意識を向けていたように思います。 インドの聖典や神話は、日本神話やギリシャ神話同様、あたかも共存しているかのように神様が普通に人間の暮らしの […]

「感謝されたい」「よく思われたい」という行いの結果に対する期待と執着

自分の思考や行いや発言に意識的であり続けることは簡単ではありません。生活しているとすぐに感覚器官の自然な反応が優位になり、様々な行為に対し無意識になってしまう、これはだれもが経験していることです。 意識を内側に向けることで「今この瞬間」を感じることができますが、いつもその状態でいられるためには継続的な練習が必要です。 無私の行いとは バガヴァッド・ギーター3章18節 For him there i […]

心が浄化される行いとは

私たち日本人は、友人や知り合いからお菓子やフルーツなどの手土産を頂いた時、まず仏様(お仏壇)にお供えするという風習があります。インドでも寺院を詣でる際には果物や甘いお菓子を神様に捧げます。 また、家を建てるなど、家庭内での大切な節目には必ずパンディット(司祭)の方を呼んでプージャを行い、プージャでは神様にお菓子やお花や果物をお供えします。日本でも家を建てる際は地鎮祭などをしますが、インドや日本など […]

カルマの束縛から自由になるためには

前回は3章に入り、まだまだ教えを理解せず混乱するアルジュナの状態を表す詩節を紹介しました。今回は私たちが感覚器官による心の反応から自由になり解脱に至るには「行為のヨーガ」と「智慧のヨーガ」の両方が欠かせないことについて学んでいこうと思います。 カルマの束縛から自由になるためには バヴァガッド・ギーター3章3節 The Blessed Lord said: In this world there i […]

行為のヨーガと智慧のヨーガ

さていよいよバガヴァッド・ギーターは第3章「無私の行為/カルマ・ヨーガ」へと入っていきます。 行為のヨーガと智慧のヨーガ この章で、クリシュナ神はアルジュナに対し「この世界は自我意識をなくした行為によって発展することを目的として創造されている」ということ「神への供物として自分の身を捧げ、自分の義務を果たす」ことについて教えます。 「私の土地や家、私の考え、私の体」という自分を他の存在と分ける自我意 […]

欲望の本性とヨーギーの選択

欲望の本性とヨーギーの選択 前回は、私たちが心では調和や安らぎを求めながらも、感覚器官の欲望を満足させるために多くの時間を使い、物質的価値観に翻弄されていることについて勉強していきました。今回はこの終わりのないパターンから抜け出すにはどうすればいいかについて一緒に考えていきましょう。 バガヴァッド・ギーター2章68節 Therefore, O mighty-armed Arjuna, his kn […]

感覚器官の欲望に終わりはない

私たちは感覚器官の働きに支配され、それらを満足させることに時間を自分自身を費やすことによって智慧(プラジナ)を奪われてしまうとバガヴァッド・ギーターでは述べられています。今回は感覚器官に支配されるとはどういうことかについて勉強していきたいと思います。 感覚器官の欲望に終わりはない バガヴァッド・ギーター2章55節 The Blessed Lord said: When a man complete […]

目の前に起きている物事と感情を超越するカルマ・ヨーガ

目の前に起きている物事と感情を超越するカルマ・ヨーガ 人生において、自分が進んでいきたい道、到達したいゴールに向かって努力しなければならない時というのは誰にでもあると思います。私の場合はヨーガの聖典を朝の新鮮な脳の状態で勉強すること、瞑想すること、ヨーガについての書き物の仕事をする、そして仕事が終わった後にざっと掃除をしてアサナの練習、新しいプロジェクトに関する勉強という地味なルーティンをじわじわ […]